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嘲殺
ふりがな文庫
“嘲殺”の読み方と例文
読み方
割合
ちょうさつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちょうさつ
(逆引き)
法師は決して悲鳴をあげなかった、そんなにされても、時折、
慨然
(
がいぜん
)
と元気な声を張って、
為政者
(
いせいしゃ
)
の処置を罵り、そして手先になっている侍たちを、
嘲殺
(
ちょうさつ
)
するように笑ったりした。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
聴衆はいよいよ
惑
(
まど
)
った。三百の聴衆のうちには、道也先生をひやかす目的をもって入場しているものがある。彼らに一
寸
(
すん
)
の
隙
(
すき
)
でも与えれば道也先生は壇上に
嘲殺
(
ちょうさつ
)
されねばならぬ。
角力
(
すもう
)
は
呼吸
(
こきゅう
)
である。
野分
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
郡兵衛は、
嘲殺
(
ちょうさつ
)
するように
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
嘲殺(ちょうさつ)の例文をもっと
(4作品)
見る
嘲
常用漢字
中学
部首:⼝
15画
殺
常用漢字
小5
部首:⽎
10画
“嘲”で始まる語句
嘲
嘲笑
嘲弄
嘲罵
嘲侮
嘲蔑
嘲笑的
嘲哢
嘲嗤
嘲声
“嘲殺”のふりがなが多い著者
吉川英治
夏目漱石