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嘆賞
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たんしょう
ふりがな文庫
“
嘆賞
(
たんしょう
)” の例文
自分は実際心の底から、その現代的なるを
嘆賞
(
たんしょう
)
する。同時に自分は、現代的なるこの建築の前に、見るも痛ましく枯れ破れた蓮の葉に対しては、以前よりも一層烈しい愛情を覚えた。
曇天
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
ついこの間まである意味の
嘆賞
(
たんしょう
)
を
懐
(
ふところ
)
にして森本に近づいていたには違ないが、こんな実際問題にまで秘密の打ち合せがあるように
見做
(
みな
)
されては、未来を
有
(
も
)
つ青年として大いなる不面目だと感じた。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
孫権は、思わず、ああと、
嘆賞
(
たんしょう
)
して
三国志:09 図南の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
僕らの
嘆賞
(
たんしょう
)
を買うものである。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
伊勢守は
嘆賞
(
たんしょう
)
して
剣の四君子:02 柳生石舟斎
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“嘆賞”の意味
《名詞》
嘆賞(たんしょう、 「歎賞」の「同音の漢字による書きかえ」)
感心して賞賛すること。
(出典:Wiktionary)
嘆
常用漢字
中学
部首:⼝
13画
賞
常用漢字
小5
部首:⾙
15画
“嘆”で始まる語句
嘆
嘆息
嘆声
嘆願
嘆美
嘆服
嘆きの河
嘆嗟
嘆涙
嘆称