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喧嘩面
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けんかづら
ふりがな文庫
“
喧嘩面
(
けんかづら
)” の例文
「人の
面
(
つら
)
をみると、すぐ
喧嘩面
(
けんかづら
)
だから
怖
(
お
)
ッかなくってしようがねえなあ。竹童、おめえとおれとは、なにも
仇同志
(
かたきどうし
)
じゃあるめえし、そういつまで
根
(
ね
)
を持つことはねえじゃねえか」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
凡
(
すべ
)
てが順当に行った。播いた種は
伸
(
のび
)
をするようにずんずん生い育った。仁右衛門はあたり近所の小作人に対して二言目には
喧嘩面
(
けんかづら
)
を見せたが六尺ゆたかの彼れに
楯
(
たて
)
つくものは一人もなかった。
カインの末裔
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
なまじ紹介状があるだけに、
喧嘩面
(
けんかづら
)
で、宿を替えるとも言われない。
前世
(
ぜんせ
)
の
業
(
ごう
)
と
断念
(
あきら
)
めて、せめて近所で、
蕎麦
(
そば
)
か
饂飩
(
うどん
)
の御都合はなるまいか、と恐る恐る申し出ると、饂飩なら聞いてみましょう。
眉かくしの霊
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
陳宮は、弓を投げつけて、ほとんど
喧嘩面
(
けんかづら
)
になって云った。
三国志:05 臣道の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
喧
漢検準1級
部首:⼝
12画
嘩
漢検準1級
部首:⼝
13画
面
常用漢字
小3
部首:⾯
9画
“喧嘩”で始まる語句
喧嘩
喧嘩腰
喧嘩師
喧嘩口論
喧嘩早
喧嘩買
喧嘩凧
喧嘩渡世
喧嘩噺
喧嘩鶏