喉袋のどぶくろ)” の例文
年のせいで咽喉の皮膚がたるみ、酒焼けなのか潮焼けなのか、首が蘇芳すおうでも塗ったように赤いので、そのへんが七面鳥の喉袋のどぶくろみたいにみえる。
復活祭 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
肉置しゝおき厚き喉袋のどぶくろよだれに濡らすものうげさ
海潮音 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
肉置ししおき厚き喉袋のどぶくろよだれらすものうげさ
海潮音 (新字旧仮名) / 上田敏(著)