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善光寺
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ぜんこうじ
ふりがな文庫
“
善光寺
(
ぜんこうじ
)” の例文
「母はあした
善光寺
(
ぜんこうじ
)
詣
(
もう
)
でに立つ筈だ、往き来に三日はかかるのが毎年の例になっている、そのあいだにたのむ」
日本婦道記:藪の蔭
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
「それよか、
善光寺
(
ぜんこうじ
)
の
境内
(
けいだい
)
に元祖
藤八拳
(
とうはちけん
)
指南所という看板が懸っていたには驚ろいたね、長さん」
道草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
すると父が母もまだ
伊勢詣
(
いせまい
)
りさえしないのだし
祖母
(
そぼ
)
だって伊勢詣り一ぺんとここらの
観音巡
(
かんのんめぐ
)
り一ぺんしただけこの十何年
死
(
し
)
ぬまでに
善光寺
(
ぜんこうじ
)
へお詣りしたいとそればかり云っているのだ
或る農学生の日誌
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
就中
(
なかんずく
)
胆
(
きも
)
を冷したというのは、
或
(
ある
)
夏の夜のこと、夫婦が寝ぞべりながら、二人して茶の間で、
都
(
みやこ
)
新聞の三面小説を読んでいると、その小説の挿絵が、
呀
(
アッ
)
という間に、例の死霊が
善光寺
(
ぜんこうじ
)
に
詣
(
まい
)
る絵と変って
因果
(新字新仮名)
/
小山内薫
(著)
善光寺
(
ぜんこうじ
)
炎上
現代語訳 平家物語:02 第二巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
“善光寺”の解説
善光寺(ぜんこうじ)は、長野県長野市元善町にある無宗派の単立仏教寺院。住職は「大勧進貫主」と「大本願上人」の両名が務める。本尊は日本最古と伝わる一光三尊阿弥陀如来(善光寺如来)で、絶対秘仏である(開帳は前立本尊で行う)。
本尊の善光寺如来は由緒ある像として権威の象徴とも見なされ、戦国時代には大名がこぞって自領(本拠地)に善光寺如来を遷座させ、各地を転々とした。
昔から多くの人々が日本中から善光寺を目指して参詣し、「一生に一度は参れ善光寺」と言われた。
(出典:Wikipedia)
善
常用漢字
小6
部首:⼝
12画
光
常用漢字
小2
部首:⼉
6画
寺
常用漢字
小2
部首:⼨
6画
“善光寺”で始まる語句
善光寺平
善光寺如来