トップ
>
哥
>
カペイキ
ふりがな文庫
“
哥
(
カペイキ
)” の例文
給料は一日三十
哥
(
カペイキ
)
であった。工場の大人共はシャポワロフに「仕事を教えるかわりに、朝から晩までウォツカを買いに走らせた。」
マクシム・ゴーリキイの伝記:幼年時代・少年時代・青年時代
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
大きい大きいニッケル湯沸しの横に愛嬌のいい小母さんが立って一杯三
哥
(
カペイキ
)
(三銭)のお茶をのませ、菓子などを売る喫茶部は
殷
(
にぎ
)
やかな話し声笑い声に満ちている。
ドン・バス炭坑区の「労働宮」:ソヴェト同盟の労働者はどんな文化設備をもっているか
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
波止場で十五
哥
(
カペイキ
)
、二十
哥
(
カペイキ
)
を稼ぐことは容易であった。そこで、荷揚人足、浮浪人、泥棒の間に自分を置き、ゴーリキイは後年この時代のことを、次のように書いている。
マクシム・ゴーリキイの伝記:幼年時代・少年時代・青年時代
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
が、本を裂かれるので、貸本屋に四十七
哥
(
カペイキ
)
という「巨額の借金」が出来てしまった。ゴーリキイの一年六
留
(
ルーブリ
)
の給金は祖父がとっていた。ゴーリキイには金の出どころがない。
マクシム・ゴーリキイの伝記:幼年時代・少年時代・青年時代
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
工場で女は十一時間、十二時間と働かされ、賃銀は一日三十五
哥
(
カペイキ
)
(三十五銭ぐらい)。
ロシア革命は婦人を解放した:口火を切った婦人デーの闘い
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
▼ もっと見る
直ぐ八
哥
(
カペイキ
)
(八銭)出して切符を買う。そしてズンズン中へ入り、運転手台の方から降りる。女車掌がだから走っている電車の中を苦しい思いして歩きまわって、切符を売らないですむ。
モスクワ日記から:新しい社会の母
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
学生とゴーリキイとは夜昼かわり番こにその寝台に眠り、朝になるとゴーリキイは「飢えないために、ヴォルガへ、波止場へと出かけて行った。そこで十五——二十
哥
(
カペイキ
)
を稼ぐことは容易であった。」
逝けるマクシム・ゴーリキイ
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
哥
漢検1級
部首:⼝
10画
“哥”を含む語句
兄哥
大哥
哥兄
鸚哥
哥沢節
哥林多
片哥
哥薩克
唱哥
輴哥
阿哥
哥妓
哥太寛
墨西哥
哥沢
兄哥連
哥仙
哥児
哥鬱賢
哥人
...