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品定
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しなさだ
ふりがな文庫
“
品定
(
しなさだ
)” の例文
この話から、昔の雨夜の話に、いろいろと抽象的に女の
品定
(
しなさだ
)
めをしたことも二人の間に思い出されて、泣きも笑いもされるのであった。
源氏物語:29 行幸
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
「だけど、こんなこと、いけないことね。受け付けたばかりの印象で、さっそく塾生の
品定
(
しなさだ
)
めをはじめるなんて。」
次郎物語:05 第五部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
学生
(
がくせい
)
たちは、いわゆる
芸術家
(
げいじゅつか
)
を、
芸者
(
げいしゃ
)
かなどのように、
品定
(
しなさだ
)
めしているのでした。
しいたげられた天才
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「馬鹿野郎、娘の
品定
(
しなさだ
)
めに、お前を張らせたわけぢやないよ」
銭形平次捕物控:330 江戸の夜光石
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
家は
下
(
げ
)
の
下
(
げ
)
に属するものと
品定
(
しなさだ
)
めの人たちに言われるはずの所でも、そんな所から意外な趣のある女を見つけ出すことがあればうれしいに違いないと源氏は思うのである。
源氏物語:04 夕顔
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
品
常用漢字
小3
部首:⼝
9画
定
常用漢字
小3
部首:⼧
8画
“品”で始まる語句
品
品物
品川
品位
品行
品隲
品評
品格
品々
品質