トップ
>
咄
>
ハナ
ふりがな文庫
“
咄
(
ハナ
)” の例文
此
(
コノ
)
為来
(
シキタ
)
りを何時となく、女たちの
咄
(
ハナ
)
すのを聞いて、姫が、女の
行
(
ギヤウ
)
として、この野遊びをする気になられたのだ、と思つたのである。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
出端
(
デハナ
)
に油かけられた
資人
(
トネリ
)
は、表情に隠さず心の中を表した此頃の人の、自由な
咄
(
ハナ
)
し方で、まともに鼻を
蠢
(
ウゴメカ
)
して語つた。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
お身も、少し
咄
(
ハナ
)
したら、えゝではないか。
官位
(
カウブリ
)
はかうぶり。昔ながらの氏は氏——。なあ、さう思はぬか。
紫徴中台
(
シビチユウダイ
)
の、兵部省のと、位づけるのは、うき世の事だは。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
咄
漢検1級
部首:⼝
8画
“咄”を含む語句
咄嗟
咄々
世間咄
御咄
上咄
夜咄
噂咄
咄合
田舎咄
小咄
咄嵯
人情咄
咄喊
大長咄
昔咄
咄堂
諸国咄
御咄相手
立咄
茶呑咄
...