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呵責
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さいな
ふりがな文庫
“
呵責
(
さいな
)” の例文
夫婦となれば、その心情は一層不思議で、日頃自分を
呵責
(
さいな
)
むばかり、
優
(
やさ
)
しい言葉一つかけてくれぬ自堕落の亭主を、心から愛する世話女房が、あちこちに発見される。
霊訓
(新字新仮名)
/
ウィリアム・ステイントン・モーゼス
(著)
よし自分の身辺にまつはる事情や行懸りをうつちやつても……。我が身を引ン裂いてなりと、まのあたり銀が餓えと恥辱に
呵責
(
さいな
)
まるる苦痛をすくはうと煩悶した。あせつたのである。
もつれ糸
(新字旧仮名)
/
清水紫琴
(著)
すると、自分を思い切って
呵責
(
さいな
)
みたいような、また一方では何かに縋りつきたいような、訳の分らない感情に巻き込まれてしまう。腹を立ててるのか悲しんでるのか、自分でも分らない。
二つの途
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
思うがままに恋の
仇
(
かたき
)
の冬子を
呵責
(
さいな
)
んだお葉は、お清に
扶
(
たす
)
けられて柳屋へ帰った。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
呵責
(
さいな
)
まれた愛、憐憫の愛、神のやうな愛、健やかな恵深い愛、忍従の愛、寛大な、而して叡智の潜んだ愛、自然の愛、新鮮なみづみづしい愛、善良で正直な愛、素朴な野生の愛、深大な愛、一人の
愛の詩集:02 愛の詩集のはじめに
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
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呵責
(
さいな
)
まれた愛、憐憫の愛、神のやうな愛、健やかな恵深い愛、忍従の愛、寛大な、而して叡智の潜んだ愛、自然の愛、新鮮なみづみづしい愛、善良で正直な愛、素朴な野生の愛、深大な愛、一人の
愛の詩集:03 愛の詩集
(新字旧仮名)
/
室生犀星
(著)
“呵責”の意味
《名詞》
呵責(かしゃく)
厳しく責めること。責め苛むこと。
(出典:Wiktionary)
呵
漢検1級
部首:⼝
8画
責
常用漢字
小5
部首:⾙
11画
“呵”で始まる語句
呵々
呵
呵成
呵々大笑
呵嘖
呵然
呵殿
呵呀
呵氣
呵梨勒果