“合客”の読み方と例文
読み方割合
あいきゃく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
合客あいきゃくは、ある画伯の夫人と、婦人雑誌で名の知れた婦人記者磯村いそむら女史だった。その人が、欣々さんからの使者にたってて、出ぎらいだったわたしを引出したのだった。
江木欣々女史 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
其のは雪がチラ/\降出し真闇まっくらですから、ほかに余り大勢の合客あいきゃくはありません様子でありますゆえ、濱田へ上って見ますと、衝立ついたてを立て、彼方あちらにも此方こちらにもお客が居ります。
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
「今夜は、ほかの合客あいきゃくは一切まかりならんぞ」
牢獄の花嫁 (新字新仮名) / 吉川英治(著)