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古行燈
ふりがな文庫
“古行燈”の読み方と例文
読み方
割合
ふるあんどん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふるあんどん
(逆引き)
釣上げた
古行燈
(
ふるあんどん
)
の
破
(
やぶれ
)
から、穴へ入ろうとする
蝮
(
まむし
)
の尾のように、かもじの
尖
(
さき
)
ばかりが、ぶらぶらと下っていた。
怨霊借用
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
すぐに
摺抜
(
すりぬ
)
けて出直したのを見れば、うどん、当り屋とのたくらせた穴だらけの
古行燈
(
ふるあんどん
)
を提げて出て、
筵
(
むしろ
)
の上へ、ちょんと直すと、
奴
(
やっこ
)
はその蔭で、膝を折って、
膝開
(
ひざはだ
)
けに
踏張
(
ふんば
)
りながら、
件
(
くだん
)
の渋団扇で
陽炎座
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
古行燈(ふるあんどん)の例文をもっと
(2作品)
見る
古
常用漢字
小2
部首:⼝
5画
行
常用漢字
小2
部首:⾏
6画
燈
部首:⽕
16画
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