“古例”の読み方と例文
読み方割合
これい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まことに今日は、今年の初雪だが、しかし宮中で初雪の御宴がもよおされるなどの古例これいも、世上不穏のため、久しく絶えていたことなのである。
前に引し明月記の寒氷かんひやうは朝庭よりの古例これいたまものにはあるべからず、いかんとなれば削氷けずりひを賞味せられしは七月廿八日なり、六月朔日にたまはりたる氷、七月廿八日まできえずやあるべき。
天竺てんぢく震旦しんたん古例これいあり
孔雀船 (旧字旧仮名) / 伊良子清白(著)