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反覆
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くりかえ
ふりがな文庫
“
反覆
(
くりかえ
)” の例文
薄気味
(
うすきび
)
悪くなって遣ろうとするが、最う受取らない。
好
(
い
)
いよ、呉れないと云ったね、
好
(
い
)
いよと、
其許
(
そればか
)
りを
反覆
(
くりかえ
)
して行って了う。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
この一節は、仏教の世界観を物語る「三
科
(
が
)
の法門」すなわち「蘊」「処」「界」の三種の方面から、「一切は空なり」ということを、
反覆
(
くりかえ
)
して説いたものであります。
般若心経講義
(新字新仮名)
/
高神覚昇
(著)
で、親子一つ事を
反覆
(
くりかえ
)
すばかりで何日
経
(
た
)
っても話の纏まらぬ
中
(
うち
)
に、同窓の
何某
(
なにがし
)
はもう二三日
前
(
ぜん
)
に上京したし、
何某
(
なにがし
)
は此
月末
(
つきずえ
)
に上京するという話も聞く。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
どんなに重要な意味をもっている
語
(
ことば
)
であるかは、すでに、しばしば
反覆
(
くりかえ
)
し説いてまいりましたが、要するに、縦から見ても横から見ても、内から見ても、外から見ても、「仏教の根本思想」は
般若心経講義
(新字新仮名)
/
高神覚昇
(著)
私も亦夜着を
被
(
かぶ
)
った。
狗
(
いぬ
)
は門前を去ったのか、啼声が
稍
(
やや
)
遠くなるに
随
(
つ
)
れて、父の
鼾
(
いびき
)
が又
蒼蠅
(
うるさ
)
く耳に附く。寝られぬ儘に、私は夜着の中で今聴いた母の説明を
反覆
(
くりかえ
)
し反覆し
味
(
あじわ
)
って見た。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
“反覆”の意味
《名詞》
元に戻る(戻す)こと。
裏返しにする(なる)こと。
裏切ること。
反復すること。
(出典:Wiktionary)
反
常用漢字
小3
部首:⼜
4画
覆
常用漢字
中学
部首:⾑
18画
“反覆”で始まる語句
反覆句
反覆豹変