“印璽”の読み方と例文
読み方割合
いんじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もはや貴下らと談判する必要がない、すみやかに日本の国権を有するところへ案内せられよ、かつまた真に日本皇帝の書であるならその印璽いんじが押してなければならない
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
物語の書物に書かれてる怪物のようである、ソロモンの印璽いんじの下にアラビアの手箱の中に閉じ込められてる悪鬼のようである。——またあるものはびてくる。だますかそうとつとめる。
それを確めるには書物かきものがいる、印璽いんじがいる。