“単寧”の読み方と例文
読み方割合
タンニン100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
でまず、最初の一つから、硝子粉グラス・シュタウブ浸剤インフュズム硫黄ズルフル単寧タンニン水銀メルクルオキゾス溶和剤レゾルフェンチア黄斑粉ディスティツェティン紅殻アイゼンメンニンゲ樹脂レギーナ——と読んでいって結局とどのつまりその頭文字を連ねるのです。
潜航艇「鷹の城」 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
もし、それでいけなければ、青酸をゼロにしてしまう中和剤の名を伺いましょうか。砂糖や漆喰しっくいでは、単寧タンニンで沈降する塩基物アルカロイドを、茶といっしょに飲むような訳にはまいりませんわ。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)