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割印
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わりいん
ふりがな文庫
“
割印
(
わりいん
)” の例文
それは四国、山陽などの足利方の水軍の間に用いられているらしい水路の
関所札
(
せきしょふだ
)
——つまり
船鑑札
(
ふなかんさつ
)
であり、黒肉の
割印
(
わりいん
)
に加えて、足利
直義
(
ただよし
)
の
花押
(
かきはん
)
もまたあざらかといってよかった。
私本太平記:11 筑紫帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
それは美濃の
垂井
(
たるい
)
の
宿
(
しゅく
)
、
国分寺
(
こくぶんじ
)
の
割印
(
わりいん
)
を
捺
(
お
)
した
遍路切手
(
へんろきって
)
で、それを持って国分寺にゆけば、この三月の中旬に、阿波八十八ヵ所の遍路にのぼる
道者船
(
どうじゃぶね
)
の便乗をゆるされるということだ。
鳴門秘帖:02 江戸の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
割
常用漢字
小6
部首:⼑
12画
印
常用漢字
小4
部首:⼙
6画
“割”で始まる語句
割
割烹
割合
割拠
割籠
割箸
割符
割下水
割愛
割前