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利慾
ふりがな文庫
“利慾”の読み方と例文
読み方
割合
りよく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
りよく
(逆引き)
貧富の懸隔のみあって平等がない。製品の目的は奉仕から
利慾
(
りよく
)
へと転じ、労働は誠実から苦痛へと化した。この間から何の工藝が予期されようや。
工芸の道
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
多年の間、
利慾
(
りよく
)
権勢に目もくれず、たゞ国家のために、一意奮闘していらっしゃる。こう云うお方こそ、本当の国士本当の政治家だと思ったのです。
真珠夫人
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
彼
(
か
)
の春見丈助利秋は元八百石も
領
(
りょう
)
しておりました立派な侍でありながら、
利慾
(
りよく
)
のため人を殺して奪いました其の金で、悪運強く霊岸島川口町で
大
(
たい
)
した身代になりましたが、悪事というものは
西洋人情話 英国孝子ジョージスミス之伝
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
利慾(りよく)の例文をもっと
(5作品)
見る
利
常用漢字
小4
部首:⼑
7画
慾
漢検準1級
部首:⼼
15画
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利
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