“別手組”の読み方と例文
読み方割合
べつてぐみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それをたたき起こして、酒をもとめ、かゆかせなぞして、しばらくそこにからだをあたためていると、騎馬で急いで来る別手組べつてぐみのものにあった。
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
勿論、その頃のことですから、異人たちの独り歩きは出来ません。東禅寺に詰めている幕府の別手組べつてぐみの侍ふたりが警固と案内をかねて、一緒に付いて来ました。
半七捕物帳:58 菊人形の昔 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)