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初筆
ふりがな文庫
“初筆”の読み方と例文
読み方
割合
しょふで
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しょふで
(逆引き)
「玉藻、どうじゃ。みなもあれほどに言うているぞ、お身がまずその短尺に
初筆
(
しょふで
)
をつけいでは……。予が披講する。早う書け」
玉藻の前
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
「甲州の八幡村の小泉の家で、わたしに
逆綴
(
ぎゃくとじ
)
の帳面の
初筆
(
しょふで
)
をつけさせました、あの時の水車小屋の娘もかわいそうでしたね」
大菩薩峠:35 胆吹の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
葬礼の
控
(
ひかえ
)
のように
逆
(
さかさ
)
とじなどと言う
悪
(
あく
)
はしてありませんから、何なら、
初筆
(
しょふで
)
を一つ……
露萩
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
初筆(しょふで)の例文をもっと
(6作品)
見る
初
常用漢字
小4
部首:⼑
7画
筆
常用漢字
小3
部首:⽵
12画
“初”で始まる語句
初
初心
初々
初手
初夏
初春
初陣
初秋
初午
初旬
“初筆”のふりがなが多い著者
中里介山
泉鏡花
岡本綺堂