刈穂かりほ)” の例文
旧字:刈穗
このあとに日本の端々はしばし、殊に琉球の諸島において、どの程度までの稲の産屋の信仰が遺っているだろうかということと、次には秋の田の刈穂かりほいお、稲を久しく屋外に囲って置いて
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
刈穂かりほ背負せおつた大きな火の玉をとこがをどつてゆく。
畑の祭 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
もや刈穂かりほのはふりぎぬ
海潮音 (新字旧仮名) / 上田敏(著)