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出掛
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でが
ふりがな文庫
“
出掛
(
でが
)” の例文
セルで足袋を
穿
(
は
)
いては、軍人の奥方めく、素足では待合から出たようだ、と云って
邸
(
やしき
)
を
出掛
(
でが
)
けに着換えたが、
膚
(
はだ
)
に、
緋
(
ひ
)
の
紋縮緬
(
もんちりめん
)
の
長襦袢
(
ながじゅばん
)
。
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
昼過
(
ひるすぎ
)
散歩の
出掛
(
でが
)
けに、
門野
(
かどの
)
の
室
(
へや
)
を
覗
(
のぞ
)
いたら又
引繰
(
ひつく
)
り返つて、ぐう/\寐てゐた。代助は
門野
(
かどの
)
の無邪気な鼻の穴を見て羨ましくなつた。実を云ふと、自分は
昨夕
(
ゆふべ
)
寐
(
ね
)
つかれないで大変難義したのである。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
「あいにく
出掛
(
でが
)
けだったものですから」
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
出
常用漢字
小1
部首:⼐
5画
掛
常用漢字
中学
部首:⼿
11画
“出掛”で始まる語句
出掛際