トップ
>
出刀庖丁
>
でばばうちやう
ふりがな文庫
“
出刀庖丁
(
でばばうちやう
)” の例文
以て證據と
遊
(
あそば
)
され候事一
應
(
おう
)
御道理
(
ごもつとも
)
には候へども私し家内の
脇差
(
わきざし
)
出刀庖丁
(
でばばうちやう
)
の類
刄物
(
はもの
)
御取寄
(
おとりよせ
)
御吟味下され候へば御
疑
(
うたがひ
)
も
解
(
とけ
)
申べし其上憑司は私しの叔父なり昌次郎は
從弟
(
いとこ
)
なり又
妻
(
つま
)
梅
(
うめ
)
は私の先妻にこれあり叔母は憑司が方に居り
斯
(
かく
)
の如く
繋
(
つなが
)
る親類ゆゑ
假令
(
たとへ
)
一
旦
(
たん
)
の
恨
(
うら
)
みあり共親身の者
爭
(
いかで
)
か殺さるべきやと
義理
(
ぎり
)
分明に
辯解
(
いひと
)
くを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
出
常用漢字
小1
部首:⼐
5画
刀
常用漢字
小2
部首:⼑
2画
庖
漢検準1級
部首:⼴
8画
丁
常用漢字
小3
部首:⼀
2画