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凡骨
ふりがな文庫
“凡骨”の読み方と例文
読み方
割合
ぼんこつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぼんこつ
(逆引き)
して見ると詩人は常の人よりも苦労性で、
凡骨
(
ぼんこつ
)
の倍以上に神経が鋭敏なのかも知れん。超俗の喜びもあろうが、無量の
悲
(
かなしみ
)
も多かろう。そんならば詩人になるのも考え物だ。
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
これがオウガスチンやルーテルあたりだと、
忽
(
たちま
)
ち
大悟
(
たいご
)
一番して即座に恐れ入るのだが、
凡骨
(
ぼんこつ
)
は魂の皮が厚く出来ているから、インスピレーションが通らない。無感覚なばかりか
凡人伝
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
とても
癒
(
なほ
)
らぬ官僚主義で、つるつる
禿
(
は
)
げた
凡骨
(
ぼんこつ
)
を。
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
凡骨(ぼんこつ)の例文をもっと
(4作品)
見る
“凡骨”の意味
《名詞》
凡骨(ぼんこつ)
突出した才能のない人。凡庸な人。
(出典:Wiktionary)
凡
常用漢字
中学
部首:⼏
3画
骨
常用漢字
小6
部首:⾻
10画
“凡”で始まる語句
凡
凡庸
凡夫
凡下
凡人
凡事
凡兆
凡者
凡慮
凡俗
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