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其切
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それきり
ふりがな文庫
“
其切
(
それきり
)” の例文
双六
(
すごろく
)
を
打
(
う
)
つて
賭
(
か
)
けませう。
私
(
わたし
)
は
其
(
そ
)
の
他
(
ほか
)
の
事
(
こと
)
は
何
(
なん
)
にも
知
(
し
)
らねば……
而
(
そ
)
して、
私
(
わたし
)
が
負
(
ま
)
けましたら、
其切
(
それきり
)
仕方
(
しかた
)
がありません。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
と、何処でかキャンキャンと二声三声犬の啼声がする……
佶
(
きっ
)
と耳を
引立
(
ひった
)
って見たが、もう
其切
(
それきり
)
で聞えない。隣町あたりで
凍
(
かじ
)
けたような物売の声がする。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
其
漢検準1級
部首:⼋
8画
切
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
“其切”で始まる語句
其切先