トップ
>
六月
>
むつき
ふりがな文庫
“
六月
(
むつき
)” の例文
「
六月
(
むつき
)
やそこいらで、そう育っているのでは、お産がさぞ重いでしょうね。」叔母はまた自分の年取っていることを気にした。
足迹
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
いくら国もとの方へ手紙を出しましても、もう
六月
(
むつき
)
というもの返事もありません。きっと母親も死んだに違いありません。
レ・ミゼラブル:05 第二部 コゼット
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
彼女は其時已に
六月
(
むつき
)
の
身重
(
みおも
)
であった。今年の春男子を挙げたと云うたよりがあった。今日の
其
(
その
)
訃
(
ふ
)
は実に突然である。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
その子は生まれて
六月
(
むつき
)
目に人にさらわれてしまった。それからどうしたかかいもく行くえがわからなかった。
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
「キキイもやつぱり売る女ですよ。
併
(
しか
)
し冬から姙娠して居ます。もう
六月
(
むつき
)
目ですの。」
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
▼ もっと見る
それからは何もかも
他
(
ひと
)
の言うなりになって、霜月
半
(
なかば
)
に祝儀をしたけれど、民子の心持がほんとうの承知でないから、向うでもいくらかいや気になり、民子は身持になったが、
六月
(
むつき
)
でおりてしまった。
野菊の墓
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
石婦
(
うまずめ
)
と呼ばれし者も
身重
(
みおも
)
になりてはや
六月
(
むつき
)
となりぬ。
頌歌
(旧字旧仮名)
/
ポール・クローデル
(著)
こうしてが
六月
(
むつき
)
が過ぎて行った。
八ヶ嶽の魔神
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
六
常用漢字
小1
部首:⼋
4画
月
常用漢字
小1
部首:⽉
4画
“六月”で始まる語句
六月二十日
六月十五日
六月児
六月目
六月七日
六月下旬