“石婦”の読み方と例文
読み方割合
うまずめ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まずの女すなわち石婦うまずめかあるいは何時も弱々しい子供しか生み得ぬ婦人かが粧いを凝し嫣然えんぜんと笑って媚を呈しているようなものである。
植物記 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
激しいところはあるが、好いきりやうで、身振りは澁い方、たしなみの良い、二十八の石婦うまずめです。
是は石婦うまずめの空言では無い、わたしの胎を裂いて八人の児を浄めた血で書いて置く。
産褥の記 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)