石婦うまずめ)” の例文
まずの女すなわち石婦うまずめかあるいは何時も弱々しい子供しか生み得ぬ婦人かが粧いを凝し嫣然えんぜんと笑って媚を呈しているようなものである。
植物記 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
激しいところはあるが、好いきりやうで、身振りは澁い方、たしなみの良い、二十八の石婦うまずめです。
是は石婦うまずめの空言では無い、わたしの胎を裂いて八人の児を浄めた血で書いて置く。
産褥の記 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
石婦うまずめと呼ばれし者も身重みおもになりてはや六月むつきとなりぬ。
頌歌 (旧字旧仮名) / ポール・クローデル(著)
年長としたけし石婦うまずめごとし。
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)