八挺はつちやう)” の例文
肝心かんじんことひおくれた。——赤蜻蛉あかとんぼは、のこらず、ひとつものこらず、みなひとつづゝ、ひとつがひ、松葉まつばにつないで、天人てんにん八挺はつちやうぎんかいいかだのやうにして飛行ひかうした。
番茶話 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)