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八岐大蛇
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やまたのおろち
ふりがな文庫
“
八岐大蛇
(
やまたのおろち
)” の例文
日本に於ても
素盞嗚尊
(
すさのをのみこと
)
が
八岐大蛇
(
やまたのおろち
)
を退治した話は周知のことであり、支那では三皇の
一人
(
いちにん
)
庖犠氏
(
ほうぎし
)
が
蛇身人首
(
じやしんじんしゆ
)
であつたと伝へられ
毒と迷信
(新字旧仮名)
/
小酒井不木
(著)
古く既に
素戔嗚尊
(
スサノヲノミコト
)
は、出雲の
簸
(
ひ
)
之川上から流れて来たのを
覧
(
み
)
て、山奥に人ありとの事を知られ、分け登って
高志
(
こし
)
の
八岐大蛇
(
やまたのおろち
)
を退治して、
奇稲田姫
(
くしなだひめ
)
の危難を救われたとある。
賤民概説
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
古ギリシアの
善性竜王
(
ドラコンテス
)
同様、土地の守護神ごときものに還原され
了
(
しま
)
ったとは、わが邦諸社の祭礼に練り出す
八岐大蛇
(
やまたのおろち
)
が
本
(
もと
)
人間の兇敵と記憶されず、災疫を
禳
(
はら
)
い除くと信ぜらるるに同じ。
十二支考:03 田原藤太竜宮入りの話
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
八岐大蛇
(
やまたのおろち
)
の八つの首が大きな口をあけて
素戔嗚命
(
すさのおのみこと
)
に集中し、
命
(
みこと
)
は赤い
血溝
(
ちみぞ
)
のついた剣を振りあげているが、その赤い血溝のある長い剣を見ながら、この男はいつか誰かに殺されるに違いないと
糞尿譚
(新字新仮名)
/
火野葦平
(著)
“八岐大蛇(ヤマタノオロチ)”の解説
ヤマタノオロチ(八岐大蛇、八俣遠呂智、八俣遠呂知)は、日本神話に登場する伝説の生物。
(出典:Wikipedia)
八
常用漢字
小1
部首:⼋
2画
岐
常用漢字
小4
部首:⼭
7画
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
蛇
常用漢字
中学
部首:⾍
11画
“八岐”で始まる語句
八岐