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兜虫
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かぶとむし
ふりがな文庫
“
兜虫
(
かぶとむし
)” の例文
それ、あの
兜虫
(
かぶとむし
)
のような奴さ。東京でも子供がかなぶんぶんと云って、
掴
(
つか
)
まえておもちゃにするのだ。あいつが来るのだね
青年
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
中橋氏は不足さうに
独語
(
ひとりごと
)
を言つた。そして自分が間違つて文部にでも入つたら、
乾分
(
こぶん
)
の山岡順太郎氏などは、あの
兜虫
(
かぶとむし
)
のやうな顔をしかめて、屹度
呟
(
ぼや
)
き出すに相違ないと思つた。
茶話:05 大正八(一九一九)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
まっかな幽霊の
大撥条
(
おおばね
)
はもうこわれている。今や人はすべてそれを知っている。今はだれもその
張子
(
はりこ
)
を恐れない。小鳥はその
案山子
(
かかし
)
になれ、
兜虫
(
かぶとむし
)
はその上にとまり、市民はそれを笑っている。
レ・ミゼラブル:07 第四部 叙情詩と叙事詩 プリューメ街の恋歌とサン・ドゥニ街の戦歌
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
“兜虫(カブトムシ)”の解説
カブトムシ(漢字表記は「兜虫」もしくは「甲虫」、学名:Trypoxylus dichotomus)は、コウチュウ目コガネムシ科カブトムシ亜科カブトムシ族カブトムシ属 Trypoxylus に分類される昆虫の種。より広義にはカブトムシ属を含むカブトムシ亜科 (Dynastinae) に分類される昆虫の総称だが、この項では種の標準和名としての狭義のカブトムシを扱う。本州以南の日本を含む東アジアに分布する。
(出典:Wikipedia)
兜
漢検準1級
部首:⼉
11画
虫
常用漢字
小1
部首:⾍
6画
“兜”で始まる語句
兜
兜巾
兜町
兜首
兜率天
兜帽
兜形
兜率天宮
兜屋
兜兒