“克(よき)” の例文
儲(もう)け當年十七歳に成候是と申も皆貴殿の御厚恩(ごこうおん)なれば一度は御禮の書状も差上度(さしあげたく)心得候へども世間へ憚りあるゆゑ夫(それ)も叶(かな)はず只々明暮(あけくれ)思(おも)ひ暮(くら)し居るにのみに御座候處先づは御揃(おそろ)ひ遊ばし御機嫌(ごきげん)克(よき)御樣子大悦に存じ奉つるとは申ものゝ大橋氏には如何して斯(この)御體(ごてい)たらくに候や存ぜぬこととは
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)