“博克図”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ブヘド50.0%
はくこくず50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なおよく御覧になると、この東支鉄道は大興安嶺たいこうあんれいをプツリと横断しているのだ。場所は博克図ブヘド駅と興安駅との間においてである。
キド効果 (新字新仮名) / 海野十三(著)
殊に列車が博克図ブヘドを出てからは、窓外にスクスクと伸びた白樺しらかばの美林が眺められ、乗客も乗務員ももう何事も忘れて、むさぼるように朝の空気を肺臓へ送りこんでいた。
キド効果 (新字新仮名) / 海野十三(著)
哈爾賓ハルビンを夜出た明け方、さわやかな朝日を浴びて悠歩する駱駝とブリヤアト人の小屋を見た。博克図はくこくずから有名な興安嶺こうあんれいにかかり、土と植物が漸時系統を異にしつつあるのを感じる。
踊る地平線:01 踊る地平線 (新字新仮名) / 谷譲次(著)