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先蹤
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せんしよう
ふりがな文庫
“
先蹤
(
せんしよう
)” の例文
この頃は有力の佛者が諸所の山々を開いた時代で、
小角
(
をつぬ
)
が芳野を開き、
泰澄
(
たいちよう
)
が
白山
(
はくさん
)
を開いたのなどは
先蹤
(
せんしよう
)
をなしてゐる。
華厳滝
(旧字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
中村敬宇先生が自助論を飜訳し耶蘇教の洗礼を受けしが如き、皆是れ前例なく
先蹤
(
せんしよう
)
なく、前人の夢にだも思はざる所迄に向つて先づ手を附けし者なり。
明治文学史
(新字旧仮名)
/
山路愛山
(著)
これも
先蹤
(
せんしよう
)
があつて宗達の工夫がそんなに働いてゐないのかも知れないが、雷神の方を白くする方が、配合のいろいろな関係でやはり動かないところであらうか。
雷談義
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
その
先蹤
(
せんしよう
)
をなした「若菜集」はまた一層の價値を高めることであらう。
新しき声
(旧字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
先
常用漢字
小1
部首:⼉
6画
蹤
漢検1級
部首:⾜
18画
“先”で始まる語句
先
先刻
先方
先生
先達
先鋒
先日
先祖
先途
先手