“泰澄”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たいちょう80.0%
たいちよう20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかるに加州石川郡『白山縁起』や『元亨釈書』などに、元正天皇の養老元年、越の大徳といわれた泰澄たいちょう和尚が始めて白山の頂上を極め
二、三の山名について (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
加賀では白山はくさんふもと大道谷だいどうだにの峠の頂上に、また二本杉と呼ばるる大木があって、これは有名なる泰澄たいちょう大師が、昼飯に用いた箸を地にさしたといっております。
日本の伝説 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
この頃は有力の佛者が諸所の山々を開いた時代で、小角をつぬが芳野を開き、泰澄たいちよう白山はくさんを開いたのなどは先蹤せんしようをなしてゐる。
華厳滝 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)