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先之
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さつき
ふりがな文庫
“
先之
(
さつき
)” の例文
「それぢやその新聞が違つてゐるのだよ。阿父さんは
先之
(
さつき
)
病院へ見舞にお出掛だから、間も無くお
帰来
(
かへり
)
だらう。まあ
寛々
(
ゆつくり
)
してお
在
(
いで
)
な」
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
何ともないものが、
惘然
(
ぼんやり
)
考へたり、
太息
(
ためいき
)
を
吐
(
つ
)
いたりして
鬱
(
ふさ
)
いでゐるものか。僕は
先之
(
さつき
)
から
唐紙
(
からかみ
)
の外で立つて見てゐたんだよ。病気かい、心配でもあるのかい。言つて
聞
(
きか
)
したつて可いぢやないか
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
先
常用漢字
小1
部首:⼉
6画
之
漢検準1級
部首:⼃
4画
“先”で始まる語句
先
先刻
先方
先生
先達
先鋒
先日
先祖
先途
先手