“兄人”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
セウト50.0%
あにびと16.7%
しょうと16.7%
せうと16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
我がの父や、兄人セウトたちも、世間の男たちとは、とりわけてお美しい、と女たちは噂するが、其すら似もつかぬ……。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
結城縞ゆうきじまの着付に八反の三尺帯を鉄火に締めた、二十歳程のいなせな男——それはお春に三つましの兄人あにびとで、十七の時からとび人足の仲間にいたが此の頃船乗りの知辺しるべを頼って、千石船の舟子となり
艶容万年若衆 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)
我が家の父や、兄人しょうとたちも、世間の男たちとは、とりわけてお美しい、と女たちは噂するが、其すら似もつかぬ……。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
我が家の父や、兄人せうとたちも、世間の男たちとは、とりわけてお美しいと女たちは噂するが、其とても似もつかぬ……。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)