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僧綱
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そうごう
ふりがな文庫
“
僧綱
(
そうごう
)” の例文
或
(
あるい
)
は僧門の人であり、後世専門的彫刻家が輩出するようになっても皆
所謂
(
いわゆる
)
大仏師であって、定朝以来皆法印、法眼、法橋のような
僧綱
(
そうごう
)
を持していた。
本邦肖像彫刻技法の推移
(新字新仮名)
/
高村光太郎
(著)
万法蔵院の上座の
僧綱
(
そうごう
)
たちの考えでは、まず奈良へ使いを出さねばならぬ。
横佩家
(
よこはきけ
)
の人々の心を、思うたのである。
死者の書
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
かねてからの疑惑、中宮御産祈祷の怪なども、北条氏
調伏
(
ちょうぶく
)
が、その目的であると共に、朝廷の触手が徐々に、それらの
僧綱
(
そうごう
)
を抱き込みにかかっているものとは明白に分っていた。
私本太平記:02 婆娑羅帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
寺の
奴
(
やっこ
)
が、三四人先に立って、
僧綱
(
そうごう
)
が五六人、其に、大勢の
所化
(
しょけ
)
たちのとり
捲
(
ま
)
いた一群れが、廬へ来た。
死者の書
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
“僧綱”の意味
《名詞》
仏教の僧尼を統率し、寺院を統括する官職。
僧官、僧位の総称
(出典:Wiktionary)
“僧綱”の解説
僧綱(そうごう)とは、日本における仏教の僧尼を管理するためにおかれた僧官の職である。
(出典:Wikipedia)
僧
常用漢字
中学
部首:⼈
13画
綱
常用漢字
中学
部首:⽷
14画
“僧”で始まる語句
僧侶
僧形
僧
僧都
僧正
僧衣
僧院
僧伽
僧官
僧伽梨