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傑物
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えらもの
ふりがな文庫
“
傑物
(
えらもの
)” の例文
私達
(
わたくしたち
)
がその
時
(
とき
)
面会
(
めんかい
)
した
天狗
(
てんぐ
)
さんの
頭目
(
かしら
)
というのは、
仲間
(
なかま
)
でもなかなか
力
(
ちから
)
のある
傑物
(
えらもの
)
だそうでございまして、お
爺
(
じい
)
さんが
何
(
なに
)
か
一
(
ひと
)
つ
不思議
(
ふしぎ
)
な
事
(
こと
)
を
見
(
み
)
せてくれと
依
(
たの
)
みますと
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
幕末の奉行などは自分で罪人を調べたものは
殆
(
ほとん
)
どなく、與力も調べの出來るのは餘程の
傑物
(
えらもの
)
で、大抵は岡つ引きが引つ叩き乍ら調べ、お白洲は型だけのものであつたとさへ言はれて居ります。
銭形平次捕物控:020 朱塗りの筐
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
幕末の奉行などは自分で罪人を調べた者はほとんどなく、与力も調べの出来るのは余程の
傑物
(
えらもの
)
で、大抵は岡っ引が
引
(
ひ
)
っ
叩
(
ぱた
)
きながら調べ、お白洲は型だけのものであったとさえ言われております。
銭形平次捕物控:020 朱塗の筐
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
“傑物”の意味
《名詞》
非常に優れた人物。
(出典:Wiktionary)
傑
常用漢字
中学
部首:⼈
13画
物
常用漢字
小3
部首:⽜
8画
“傑”で始まる語句
傑
傑作
傑出
傑僧