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偏衫
ふりがな文庫
“偏衫”の読み方と例文
読み方
割合
へんさん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
へんさん
(逆引き)
律師は
偏衫
(
へんさん
)
一つ身にまとって、なんの威儀をも
繕
(
つくろ
)
わず、常燈明の薄明りを背にして本堂の
階
(
はし
)
の上に立った。
丈
(
たけ
)
の高い
巌畳
(
がんじょう
)
な体と、眉のまだ黒い
廉張
(
かどば
)
った顔とが、
揺
(
ゆら
)
めく火に照らし出された。
山椒大夫
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
はて
法会
(
ほうえ
)
の建札にしては妙な所に立っているなと不審には思ったのでございますが、何分文字が読めませんので、そのまま通りすぎようと致しました時、折よく向うから
偏衫
(
へんさん
)
を着た法師が一人
竜
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
偏衫(へんさん)の例文をもっと
(2作品)
見る
偏
常用漢字
中学
部首:⼈
11画
衫
漢検1級
部首:⾐
8画
“偏”で始まる語句
偏
偏頗
偏屈
偏僻
偏倚
偏執
偏狭
偏執狂
偏見
偏袒
“偏衫”のふりがなが多い著者
森鴎外
芥川竜之介