“偏袒”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かたはだぬぎ60.0%
かたはだぬ20.0%
へんたん20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これにて「あゝ」とくるしみ、髻節もとどりをつかまへられしまま一つ廻る中に右の偏袒かたはだぬぎとなる。ここにてまた左の下腹につつこまる。
これにてからだを右に倒し、右の偏袒かたはだぬぎたる手を下手しもてに突つ張り、左の手を背後へ廻し、左の足を挙げて、小金吾の右のひじを留め
◆備考 (A)如月寺の本尊弥勒みろく菩薩の座像を調査するに、頭大にして身小さく、形相怪異にして、後光も無く偏袒へんたんもせず。
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)