トップ
>
偏愛
ふりがな文庫
“偏愛”の読み方と例文
読み方
割合
へんあい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
へんあい
(逆引き)
小初は子供のうち甘いものを嫌って塩せんべいしか
偏愛
(
へんあい
)
して喰べようとしなかった自分を思い出した。
渾沌未分
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
けれどなお、その気に入りの勝敏にも増してもっと
偏愛
(
へんあい
)
していたのは、
甥
(
おい
)
の
玄蕃
(
げんば
)
盛政だった。
新書太閤記:08 第八分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
お道とお杉の二人の
姪
(
めい
)
のうち、自分に親しかった弟の娘で、美しくて女一と通りの諸芸にも
疎
(
うと
)
くないお道を
偏愛
(
へんあい
)
し、それと手代の徳松を
嫁合
(
めあわ
)
せて、相模屋の身上を譲るつもりであったこと
銭形平次捕物控:142 権八の罪
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
偏愛(へんあい)の例文をもっと
(4作品)
見る
“偏愛”の意味
《名詞》
あるものを偏って愛すること。特定の人物を特に可愛がること。
(出典:Wiktionary)
偏
常用漢字
中学
部首:⼈
11画
愛
常用漢字
小4
部首:⼼
13画
“偏”で始まる語句
偏
偏頗
偏屈
偏僻
偏倚
偏執
偏狭
偏執狂
偏見
偏袒
検索の候補
花中偏愛菊
“偏愛”のふりがなが多い著者
吉川英治
岡本かの子
野村胡堂