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へんあい
ふりがな文庫
“へんあい”の漢字の書き方と例文
語句
割合
偏愛
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
偏愛
(逆引き)
小初は横になり体を楽にするとピストルの薄荷がこんこん
匂
(
にお
)
った。こんこん匂う薄荷が眼鼻に
沁
(
し
)
み
渡
(
わた
)
ると小初は静かにもう泣いていた。思えば都会
偏愛
(
へんあい
)
のあわれな父娘だ。
渾沌未分
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
お道とお杉の二人の
姪
(
めひ
)
のうち、自分に親しかつた弟の娘で、美しくて女ひと通りの諸藝にも
疎
(
うと
)
くないお道を
偏愛
(
へんあい
)
し、それと手代の徳松を
嫁合
(
めあ
)
はせて、相模屋の身上を讓るつもりであつたこと
銭形平次捕物控:142 権八の罪
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
へんあい(偏愛)の例文をもっと
(4作品)
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