“へんあい”の漢字の書き方と例文
語句割合
偏愛100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小初は横になり体を楽にするとピストルの薄荷がこんこんにおった。こんこん匂う薄荷が眼鼻にわたると小初は静かにもう泣いていた。思えば都会偏愛へんあいのあわれな父娘だ。
渾沌未分 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
お道とお杉の二人のめひのうち、自分に親しかつた弟の娘で、美しくて女ひと通りの諸藝にもうとくないお道を偏愛へんあいし、それと手代の徳松を嫁合めあはせて、相模屋の身上を讓るつもりであつたこと