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信之
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のぶゆき
ふりがな文庫
“
信之
(
のぶゆき
)” の例文
成斎には二子三女があって、長男
生輒
(
せいしょう
)
は早世し、次男
信之
(
のぶゆき
)
が家を継いだ。通称は
俊治
(
しゅんじ
)
である。俊治の子は
鎰之助
(
いつのすけ
)
、鎰之助の養嗣子は、今本郷区
駒込
(
こまごめ
)
動坂町
(
どうざかちょう
)
にいる
昌吉
(
しょうきち
)
さんである。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
小川家といへば、郡でも相応な資産家として、また、当主の
信之
(
のぶゆき
)
が郡会議員になつてゐる所から、
主
(
おも
)
なる有志家の一人として名が通つてゐる。信吾は
其家
(
そこ
)
の総領で、今年大学の英文科を三年に進んだ。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
書上に詮応を「叔父」と称してある。系図錦橋本に従へば、詮応は
嵩山
(
すうざん
)
の孫である。京水本に従へば信重の
女
(
ぢよ
)
、
溝挾
(
みぞはさ
)
氏室に瀬兵衛某と
信之
(
のぶゆき
)
との二子があり、信之に
信吉
(
のぶよし
)
と詮応との二子があつた。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
信
常用漢字
小4
部首:⼈
9画
之
漢検準1級
部首:⼃
4画
“信”で始まる語句
信
信濃
信用
信州
信仰
信心
信楽
信頼
信天翁
信憑