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便次
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ついで
ふりがな文庫
“
便次
(
ついで
)” の例文
ちいさな、というのに力を入れて、丁度
絃
(
いと
)
の締まった箏を、
軽々
(
かるがる
)
と坐ったまま、ぐるりと
筆規
(
ぶんまわし
)
のように振りかえた
便次
(
ついで
)
に、
抱
(
かか
)
えるようにして見せた。
朱絃舎浜子
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
で、
便次
(
ついで
)
に、朱絃舎の門弟といえば、浜子の箏の
耽美者
(
たんびしゃ
)
である、最も近しい仲の人たちばかりだった。
朱絃舎浜子
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
厭
(
きら
)
いとなったら、どんな猛暑にも雷が鳴り出すと
蚊帳
(
かや
)
のなかでふとんをかぶっていられるので、ある時、奈良へ行った
便次
(
ついで
)
に、
唐招菩提寺
(
とうしょうぼだいじ
)
の雷
除
(
よ
)
けをもっていってあげたことを
江木欣々女史
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
便
常用漢字
小4
部首:⼈
9画
次
常用漢字
小3
部首:⽋
6画
“便”で始まる語句
便
便宜
便所
便利
便船
便箋
便宜上
便々
便乗
便殿