トップ
>
侏儒
>
しゆじゆ
ふりがな文庫
“
侏儒
(
しゆじゆ
)” の例文
カライル氏同じ
蘇格蘭
(
スコットランド
)
の農詩人たるバルン氏を論ずるや曰く、蒸気機関の後に立つ
侏儒
(
しゆじゆ
)
は山岳を移し得べし、然れども彼は
鋤
(
すき
)
を以て山を覆し能はざるなり
明治文学史
(新字旧仮名)
/
山路愛山
(著)
星眼
長
(
とこし
)
へに秋波を浮べて、「悪の
華
(
はな
)
」の詩人が臨終を見る、
猶
(
なほ
)
往年マドリツドの宮廷に、黄面の
侏儒
(
しゆじゆ
)
が
筋斗
(
きんと
)
の
戯
(
ぎ
)
を傍観するが如くなりしと云ふ。(五月二十九日)
骨董羹:―寿陵余子の仮名のもとに筆を執れる戯文―
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
たえまなく胸の
扉
(
とびら
)
をあかき
衣
(
い
)
の
侏儒
(
しゆじゆ
)
らけふしもたたくなりけり
小熊秀雄全集-01:短歌集
(新字旧仮名)
/
小熊秀雄
(著)
木
(
き
)
のうろに
臼
(
うす
)
ひく
侏儒
(
しゆじゆ
)
の国にかも
来
(
き
)
し
一握の砂
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
するとまづ記憶に浮かんだのは「
侏儒
(
しゆじゆ
)
の言葉」の中のアフオリズムだつた。
歯車
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
“侏儒”の意味
《名詞》
身長が非常に低い人。小人。
見識がないもの。
(出典:Wiktionary)
侏
漢検1級
部首:⼈
8画
儒
常用漢字
中学
部首:⼈
16画
“侏儒”で始まる語句
侏儒奴
侏儒舞