來歴らいれき)” の例文
新字:来歴
呼出し其來歴らいれき或は遭難さうなん始末等しまつとう逐一尋られたるに傳吉與惣次の口と符合ふがふなしければ尚たづねられたるに源次郎夫は其處そこより上の方三里ほどへだてし所に男女の死體ありとの風聞其邊そのへん夫婦ふうふの者の由其ころうはさ仕つりしなり大岡殿其方は其のへんにて傳吉と云へる者にあひしと申が傳吉方へたづねたるや源次郎成程傳吉は
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)