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作出
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つくりいだ
ふりがな文庫
“
作出
(
つくりいだ
)” の例文
例へば北斎が描ける幽霊の図を批評するに当り、日本人の
妄想
(
もうそう
)
が幽霊を
作出
(
つくりいだ
)
せし心理作用にまで
溯
(
さかのぼ
)
りて論究せんとするが如きは画論の以外に
馳
(
は
)
せたるものといふべし。
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
太平の武士町人が
声色
(
せいしょく
)
の快楽を追究して
止
(
や
)
まざりし一時代の
大
(
だい
)
なる慾情は
忽
(
たちま
)
ち
遊廓
(
ゆうかく
)
と劇場とを完備せしめ、更に進んでこれを材料となせる文学
音曲
(
おんぎょく
)
絵画等の特殊なる諸美術を
作出
(
つくりいだ
)
しぬ。
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
“作出”の意味
《名詞》
作 出(さくしゅつ)
あるもの(新品種など)を作り出すこと。
あるものを生産すること。
データを作ること。
(出典:Wiktionary)
作
常用漢字
小2
部首:⼈
7画
出
常用漢字
小1
部首:⼐
5画
“作”で始まる語句
作
作物
作用
作者
作品
作法
作為
作男
作家
作事