何處其處どこそこ)” の例文
新字:何処其処
分つは勿論の事なれども其中にも成るとならざるとは大いにちがひあることなりたとへば町内に捨物すてものの有りし時拔身ぬきみ白刄しらはなりともさや脇差わきざし何處其處どこそこすてこれ有候としたゝめて訴へればおだやかに聞ゆるなりよつて此訟訴書の無事に御取上に成る樣にとて長助は種々しゆ/″\に心を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)