“仮色”のいろいろな読み方と例文
旧字:假色
読み方割合
こわいろ85.7%
けしき7.1%
こはいろ7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
仮色こわいろを船で流して来た。榊は正太の膝を枕にして、互に手をりながら、訴えるような男や女の作り声を聞いた。三吉も横に成った。
家:02 (下) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
性無作しょうむさ仮色けしきが戒体でございます」
法然行伝 (新字新仮名) / 中里介山(著)
一等室のをんな給仕が三味線をつて引き、端唄はうた手踊てをどり、茶番、仮色こはいろ、剣舞、手品などの続出した中で、徳永の鼻糞まろめ、長谷川の歌沢うたざわ、三好のハモニカ
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)