“仮托(かま)” の例文
楼婢(ろうひ)を介して車を頼(たのん)だが、深更(しんこう)に仮托(かま)けて応じてくれ無い、止むを得ず雨を衝(つい)て、寂莫(じゃくばく)たる長堤を辛(ようや)く城内まで漕(こぎ)つけ、藤堂采女(とうどううねめ)、玉置小平太(たまおきこへいた)抔(など)云う、藩政時分の家老屋敷の並んでいる
枯尾花 (新字新仮名) / 関根黙庵(著)